たいしが綴る、日々の出来事や最近気に入ったものなどの雑記。


by truenotes
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アカペラ

あえてこれをタイトルにするのは初めてだけど、ちょっと書きたいので書いてみます。

「アカペラ」

自分がアカペラを始めた頃はゴスペラーズもまだブレイク前で、周りの誰もやっていない、正直マイナーなジャンルでした。
人前で堂々と練習するのなんて恥ずかしくて、放課後の廊下の隅っことかで集まってこっそりとやっていました。

自分の初めて人前でアカペラを歌ったのは、高校の文化祭の公開バンドオーディション。審査員の生徒達が最前列に陣取った、満席の視聴覚室でした。
いわゆるバンドが集まる中、唯一のアカペラグループだった我々。「一気にシラケたらどうしよう…」なんて、1曲目の「Stand by me」を歌い終わるまで不安しかありませんでした。
ところが歌い終えた瞬間、視聴覚室に集まった生徒達からは予期もしないほどの大きな拍手が。決して誉められた歌ではなかったものの、その瞬間自分は強く思いました。

「アカペラって、すごいな…」

専門時代の冬、ミュージックステーションの年末スペシャルを家でのんびりと観ていたところ、ゴスペラーズが登場。アカペラ曲「星屑の街」を歌いました。
超満員のNKホールのお客さんがシーンとしながら、じっくり歌を聴いてるんです。終わると共に、決して浮ついてなんかいない大きな拍手が。そのブラウン管越しの情景にまた、いつかの思いが頭によぎりました。

「アカペラって、すごいな…」って。

そして今日、地元のイトーヨーカドーのステージに、埼玉大学チョコレッツの現役バンドが歌いに来ていました。
何日か前に市の広報を読んだうちの母親から教えてもらい、たまたま今日は遅番なので、出勤前に観に行きました。
後ろの方で立って聴いてたら、後ろから肩をポンポン。うちの叔母でした。

「おばあちゃんも観に来てるよ」

座席に目をやると、うちのおばあちゃんが座って静かに歌を聴いてるんです。まるで僕がステージで歌っているのを見守るかのように。
祖母の隣に座って、じっくりと歌を聴きました。そこのスペースに集まったお客さん達も皆、聴き入っていました。

普段まずないであろう、地元のイトーヨーカドーでアカペラライブ。けれどその30分間だけは、紛れもなく建物全体がハーモニーに包まれました。
なんだか色々なことが嬉しくて、久々にアカペラで涙が溢れました。趣味であり仕事であり、とても身近なアカペラで。

そしてやっぱり、アカペラってすごいなって。

そのバンドは先日うちのお店に出演してくれていたので、一言だけ挨拶して駅へ向かいました。

アカペラを好きな人、またやっている人達にはそれぞれ大なり小なりの理由があると思いますが、僕はそんな感じで、仕事にしつつ、時々歌いつつ日々やっています。やってきて良かったと思っています。

何かすごく嬉しかったので、興奮覚めやらぬうちに珍しく長々と語りましたが(笑)今日もこれから遅番頑張ります!
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by truenotes | 2009-09-20 14:38 | 音楽